中国語学科

きめ細かく徹底した教育で、高度な中国語能力と幅広い専門知識を身につけ、柔軟で創造的な思考能力を持った人材を育成。

21世紀はアジアの時代と言われています。中でも13億の人口を抱える中国の動向は、日本にとっても、世界にとっても重要であり、日中間の経済や文化の交流は日増しに盛んになっています。
中国語学科は中国語と中国に関する専門知識をきめ細かく徹底して学ぶことで、高度な中国語能力、幅広い専門知識、そして柔軟で創造的な思考能力を持った人材を育てることをめざしています。

DATA

「中国語」はネイティブスピーカーが世界でもっとも多い言語

約80カ国以上 約3.8億人

中国語学科の特色

レベルにあわせて徹底する少人数教育

1年次から「初習者クラス」と「既習者クラス」に分かれ、個々のレベルにあった学修環境を提供。基本から発展までレベルにあわせた少人数制教育で徹底的に中国語を学びます。

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4年間の学修イメージ

世界の様々な分野のトレンドを語る際、今や中国を避けては通れません。中国語を学ぶことは、世界を知るための鍵にもなります。当学科では、語学の授業では初歩からじっくりと学べる「初習者クラス」と、すでに中国語を学んだことのある人向けの「既習者クラス」を設けています。また2年次からは、各自の興味にあわせて専門性を培うために、語学を極める「言語コース」と中国語圏を総合的に理解する「社会文化コース」に分かれます。語学の習熟度や目的に合わせたきめ細かい多様な教育プログラムと、国際的な企業が多く集まるみなとみらいという抜群の環境の中で、中国や世界との付き合い方を学んでいきましょう。

  • 「初習者クラス」

    「既習者クラス」 レベルに合わせ徹底的に語学を修得

    1クラス15〜25 人前後のきめ細やかな少人数体制のもと、初習者から既習者まで、 レベルに合わせてしっかり学べる体系的なカリキュラムが組まれています。初習者はゼロから中国語の基礎をしっかり学び、 既習者は実践力をみがきます。

    1週間の時間割(例)
  • 「言語コース」

    「社会文化コース」 コース制で実践力を養う

    「言語コース」と「社会文化コース」から1コースを選択し、1年次に培った基礎力をもとに、異文化理解に不可欠な実践力を養います。

    • 言語コース

      中国語の運用能力を高める 中国語によるコミュニケーション、翻訳、リスニングなどを徹底的に学びます。海外研修や留学と組み合わせ、ビジネスシーンで活用できる高い中国語能力の修得を目指します。

    • 社会文化コース

      中国の社会や文化を深く知る 中国の社会・文化・歴史・メディアなどの知識を広く深く学び、急速に発展する中国を多角的に分析・理解することを目指します。

  • 少人数ゼミで基礎力を応用力へと発展

    全員必修のゼミナールは、教員1人につき学生8人程度という少人数制。 テーマにもとづく研究を通じて、問題発見・課題解決能力、異文化理解の力を養います。ゼミ対抗の中国語コント「小品」ゼミ合宿など体験的な学修も成長を後押しします。

  • 4年間の学びを手に社会へ

    身につけてきた知識を検証しなおし、卒業論文をまとめ上げます。各自のテーマにもとづく調査研究を通じて、今、中国やアジア諸国でおきている社会課題への解決策を探り、自分の考えをまとめ・発信する力をみがき、社会人として必要な力を確実に身につけます。

海外留学プログラム(希望者, 単位認定あり)

夏期休暇中に北京師範大学へ留学をするプログラム。語学学習に加え、調査実習に取り組みます。課題発見・解決までを一貫して行います。

海外実習(希望者)

ゼミでは、ニーズにあわせて、海外実習や各種プログラムなども実施しており、目標にあわ せた海外体験にも挑戦できます

  • 特徴ある授業

    中国語習得と専門分野
    さまざまな授業群

    中国語の習得は、「初習者クラス」と「既習者クラス」というレベル別でスタート。さらに、2年生からは「言語コース」と「社会文化コース」というコース制に分かれ、実践力と応用力を確実に身につけていきます。

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  • アクティビティ

    授業以外も充実の課外活動
    中国語を生かして活躍しています

    中国語コント「小品」や課外プロジェクトなど、授業以外でもさまざまなシーンで中国語を活用した活動をしています。

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留学プログラム

VOICE

学科紹介

木原由華さん (中国語学科3年、2022年現在)

中国語を耳にして、リズミカルな言葉だな、と感じた人は多いでしょう。私もその日本語にはない美しいイントネーションに心を揺さぶられた一人でした。中国語を学ぶきっかけは偶然ではありませんでした。私は運良く中国語の言語環境に恵まれ、長年にわたって中国語に触れてきました。もし中国語にどのような魅力があるのか、と聞かれたら、シンプルな漢字の並びに奥深さと面白さがあること、その深淵なる魅力が私を惹きつけたのだと答えることでしょう。

そして私が大学生活の中で一番実現したかったこと、それは中国への留学。コロナ禍という予期もせぬ原因でオンラインとの形になってしまいましたが、それでも変わらず学べることはたくさんありました。私はオンライン留学で私と同じく中国語を学ぶ多くの外国人と出会いました。こうして世界中の中国語学習者が集まり、多文化な環境を生み出し、授業を共にする、これほど素敵なことは他にないでしょう。そう、世の中にはこんなにも多くの人が中国語を熱愛しています。

オンライン留学先での授業は私にとって貴重なチャンスであり、大きなチャレンジでもありました。私は中国の大学での学習を経験し、自分の夢を実現して行きたい!私と中国の物語はまだまだ続きます。皆さんも共に楽しく学んでいきませんか!

学科紹介

山田基晴さん (中国語学科3年、2019年現在)

街なかで中国語を話している人がいたら、ちょっと耳を傾けてみてください。ほら、耳を澄ますと美しい発音の数々が聞こえてきませんか。そうなんです、じつは中国語の発音はまるで七色の虹のよう。日本語の音節数は51音に濁音などを加えた112しかありませんが、中国語の音節はなんと約400。さらに4種類の音の上がり下がりがあるので、実際には1300以上の音節数があるのです。日本語にはまったくない音も多数。ね、スゴいでしょ。
僕が中国語を好きになったのも、まさにその多彩な発音。高校のとき漢文の授業で中国語の音声を聞いたとき、その独特の音の響きの美しさに一瞬でトリコに。でも、やっぱり中国語の発音はかなりの強敵。夏休みに北京に短期留学に行ったのですが、まだまだレベルアップの必要性を痛感。おかげで僕のやる気にさらに火がつきました。
ゼミでは、文法から中国語を研究中。中国語の文法に関する論文を読み、例文から中国語にはどのような規則があるのかを考察しています。いつか街なかで僕の美しい中国語を聞かせられるよう、今日もこれから発音の練習に励みます。それでは、また。

平川翔さん

活躍する卒業生

平川翔さん 2013年度卒業
株式会社TOPICA

■仕事の内容について
企業様のYouTube・TikTok・Instagramアカウントの運用、動画・静止画コンテンツ制作を行っております。またバンタンクリエイターアカデミーというYouTubeの専門学校の講師も務めております。SNS動画というのは、ただおしゃれな動画を作るのが良いというわけではありません。ユーザーに興味を持つ演出か?SNSで伸びやすいジャンルか?映像の尺はユーザーが飽きずに見てられるか?などあくまでユーザー目線で演出を考える必要があります。そのためには、あえて映像をダサくつくるなど演出の試行錯誤が非常に面白いです。「SNS動画マーケティング」という分野はまだ成長期ですので、すさまじいスピードで業界は動いています。大変なこともありますが、非常にやりがいのある、楽しい仕事だと思っています。


■大学での思い出
在学中は大里浩秋先生ゼミの所属でしたが、孫安石先生ゼミの上海合宿にも参加させていただきました。大里先生には中国の歴史やその当時の文化を教えていただき、孫先生からは実際に現地に行き、インタビュー撮影をするなどして、現在の中国の文化を教えていただきました。部活は放送研究部に属していたのでこの頃から撮影・編集などを行っていました


■中国語を話せる貴重な人材になろう
中国語が話せるという武器は非常に強いと思います。エンタメ業界においては中国の勢いが凄まじいと感じています。動画であればByteDance社のTikTok(抖音)であったり、ゲームはテンセント社だったりと大きな資金力や開発力がある企業が中国に存在しており、世界へ続々と進出しています。そういった中で日本語&中国語が話せるというのは日本企業にとっても、中国企業にとっても貴重な人材であると思います。学生時代にもっと中国語を勉強すれば良かったと後悔の日々です(笑)。

 

武井克真さん

武井克真さん 2006年度卒業
一般社団法人アジアビジネス連携協議会/白鴿国際

■神奈川大学での学び
外国語の習得で必要なのは「正しい教授法とやる気」(彭国躍教授)です。やる気を持って授業に臨めば、中国語は身に付けられます。ただ、国際舞台で勝負するには、語学力だけでは足りません。相手の文化や習慣への理解、自文化の固定観念に執着しない柔軟な思考力なども必要です。この点は、立場を逆にし、誰かが海外から来日した時のことを考えれば、分かりやすいでしょうか。どんな人に、親近感や信頼感を感じるでしょうか。この意味で、広く中国への理解を深められる中国語学科には、とても有意義な環境があります。


■大学での思い出
私は大学で、「自習する力」を身につけられたと思っています。それは、興味の対象や課題を自ら見つけ、自ら学ぶ姿勢です。この姿勢は、社会に出てからも役に立ちます。社会では、問題や課題が与えられるとは限りません。これらを自ら考え、見つけ出す力が求められる場合もあります。自ら考えるには、知識を使って答えを導き出せる教養が必要です。知識量(情報量)は重要ですが、それだけでは物識りで終わってしまいます。この意味で、教養人である先生方との交流は、かけがえのない学びとなります。


■進路について、現在の仕事のこと
私は卒業後、中国で就職しました。帰郷した今は、中国と日本の橋渡し(ビジネスや文化)、人材育成をしています。中国語も使っています。今の仕事は、中国語学科卒業生としては本望かもしれませんが、最初からこうだったわけではありません。どこかの一時点で、人生が決まることはないでしょうから、目標は持ち続けてほしいと思います。


また、就職は終着点ではなく、仕事が人生の全てでもありません。仕事での自分、友人といる自分、家族といる自分、地域での自分など、全てを含めて私という人間です。進路は、就職だけではなく、生き方の選択ではないでしょうか。例えば、これからの日本は、海外出身の方々が増え、国内での国際化が進むでしょう。このような時、地域での自分として、地域の国際化(海外出身者との多文化共生)に寄与することも、私たち外国語学部出身者が担える役割だと思います。

中泉聖代子さん

中泉聖代子さん 2019年度卒業
株式会社萬珍楼

■自分の"本当にやりたい事"とは何か
自分の"本当にやりたい事"とは何か。もしかしたら私は人生における大きすぎる選択をわずかこの一年足らずの『就活』と呼ばれた期間の中で決めようとしているのではないか。皆さんは、キット底知れぬ不安と壁を感じるかもしれません。小さい頃から憧れていた警察官も、勉強と対策をいざ始めてしまえば時間を割いてまで目指したかったものではなかったようで、それが不合格という形でしか返ってきませんでした。その中でGOTOキャンペーンを利用して何気なく訪れた箱根の老舗旅館富士屋ホテルのダイニング。格好の良い制服に身を包んだウェイターさんと美しい内装に「あぁ、私はこういう所で仕事がしたい」とふと思いました。


■中華街の高級レストラン萬珍楼で仕事をしています
私は今、中華街の高級レストラン萬珍楼で仕事をしています。日々新しい発見と、「最高のサービスマンとは何か」を考えさせられる毎日を過ごしています。就職祝いだと言うお客様のために船出の意味も込めて船の形に折ったナプキンを準備する、大皿の料理を誰よりも見事に美しくかつ素早く取り分ける、お客様から指名が入るほど長年愛されるサービスをする、そんな偉大すぎる先輩方の中で私は仕事をしています。何よりこの仕事と一緒に働く人が本当に大好きです。


■色んな人がに出会って、色んなことに触れてみてほしい
就職活動では、どんな業種業界で働きたいかと聞かれる事はあっても、社会人は意外と楽しいよと教えてくれる人は誰もいませんでした。どんな業種、自分がやりたかった仕事につけた人、そうでない人も。自分が実際に中に入ってから、憧れる人、尊敬する人を見つけたり、こうなりたいと願って一生懸命に努力してみたりしなければ、どこに行っても何をしても同じだと思います。旅行先のホテルが素敵だったとか、ゼミ課題の映像制作で興味をもったとか、バイト先でこんな事が得意だったとか、日常の中で働いているこんな人の姿が格好良く見えたなど何でも。大学では色んな人に出会って、色んなことに触れてみればそこにきっとヒントが隠されているはずですから、沢山のものを是非みてきてください。

小橋風音さん

小橋風音さん 2018年度卒業
株式会社トッパングラフィックコミュニケーションズ

■上海合宿や語学研修などを通して海外の見聞を広げることができました。
一番の経験は、ゼミでの上海合宿や語学研修などを通して海外の見聞を広められたことです。ゼミでは現地の方にインタビューを行い、帰国後に動画として編集する経験をしました。専攻言語を超えてのロシア語学研修では、ロシア南部アストラハンに約3週間、ホームステイをしながらロシア語の講義を受けました。語学研修や留学は特に、興味を示す学生を支援する環境があるのも神奈川大学の良さではないでしょうか。また人文学会学生部会の懸賞論文など、興味あることにためらわず触れることができ、大変貴重な経験が出来たと感じています。


■トッパングループの、主に製造を担う企業に身を置いています。
印刷会社の製造といってもその実、印刷ばかりが武器ではなく、映像やCG、VRなど幅広く領域を展開している企業です。在籍している部門は、紙資料をはじめ、様々な情報資産の電子化(デジタル化)を行っています。
今春からは博物館施設や大学を中心に販促活動をしており、資料をもとにしたデジタル目録やアーカイブ・データ作成などの案内や提案をおこなっております。失敗や反省することも多いです。反省を重ねつつ販促活動の場でお客様と課題の共有をするのが、良い経験になっています。なかには学芸員課程履修時にお世話になった博物館施設の方とビジネスという場で関わることもあり、今後の案件に携われるよう注力したいです。

漆原孝江さん

Uさん 2001年度卒業
古河電工パワーシステムズ株式会社

■中国、韓国、東南アジア、欧州向けの輸出を担当しています。
電力インフラをメーカーとして支える役割を担っていて、社会に必要不可欠な事業の会社になります。エレクトロニクス向けの製品も扱っており、製品ラインナップが幅広く、様々なフィールドで活躍できる選択肢があります。職場は、社内の連携が取りやすく、働きやすい環境です。海外営業グループに所属し、中国、韓国、東南アジア、欧州向けの輸出を担当しています。工場と顧客、営業担当者との連携を計るために、日々計画を立てて、業務に取り組んでいます。近年は、コロナ禍の影響でテレワークを推奨しており、家庭や子育てとのバランスも取りやすい環境です。前職は、大韓航空グループの海運会社に11年間在籍していました。中国、アジア、欧州向けを担当し、輸出入業務に携わっていました。韓国文化にも触れることができました。産休・育児休暇を、4回取らせて頂いて、会社と家庭のバランスを取りながら、働くことができました。


■中国のWTO加盟に関連する卒業論文を書きました。
在学中は、中国経済専門の澤田(現在は東京外国語大学に在職)ゼミに所属していました。中国のWTO加盟に関連する卒業論文を書きました。他の先生や他の学科の授業も聴講し、いろいろな言語、文化に触れる機会がありました。大学での幅広い経験が、いまの自分に繋がっていると思います。中国語学科は、少人数での授業が多く、2年生の時に中央民族大学に短期留学をしました。初めての中国滞在中に北京、上海、杭州などを訪れて、実り多い経験ができました。


■在学中にはE.S.S.(英語研究部)に所属していました。
鎌倉で外国人観光客向けに英語や中国語の案内を担当し、語学力の向上と日本文化に触れ合う機会を持つことができました。E.S.S.の仲間とは今でも交流があり、子育ての相談や近況報告、新しく開設したみなとみらいキャンパスの話しなどをしています。


■中国語が話せるというのは企業にとっても貴重な人材です。
中国語が話せるということは強みになり、自信につながります。中国語が話せるというのは企業にとっても貴重な人材です。キャリアを広げることができます。日々の努力は、将来を切り開ける糧になると思います。加油!加油!

竹林希璃さん

竹林希璃さん 2020年度卒業
株式会社セブン&アイ Food Systems

■仕事の内容
私は店舗の運営(オペレーション)業務を行っています。お客様が安心してお店をご利用いただけることを第一に考え、日々の業務に取り組んでいます。安心してご利用していただくためにも使用する食材の管理、そして心地の良い空間にするための清潔感は欠かせません。毎日の業務はその日ごとに変化があり、その変化する環境に刺激を受けながら日々の業務に就いています。


■上海などの海外協定校への留学や海外インターンシップに参加しました
大学では長期休暇を利用し、上海などの海外協定校への留学や海外インターンシップへの参加をしてきました。これらに参加したことで自身の成長を感じたり、不足している部分に気づいたりするなど、多くの学びを得てきました。また、これら経験の中で気づき、疑問に感じた問題を卒業論文のテーマとして扱い、体験から得たものを次の学びへと繋げてきました。この他にも大学では、留学をしなくてもキャンパス内で外国人留学生と交流できるイベントなどがあり、お昼の休憩時間などを利用して多くの方々と接してきました。


■学びのチャンスに気づき、行動に移すのは自分自身です
大学では自分が興味を持ったことを学べます。その学べるチャンスに気づくのか、また行動に移すのかは自分自身です。私は大学生活での取り組みによって多くの方々と出会うことができ、その出会いは今の私の宝となっています。今はコロナウイルスもあり100%の環境とは言えませんが、この状況も経験です。ぜひ皆さんも将来の宝になる何かに出会える大学生活を送ってください。


教員紹介・ゼミナール&卒業論文

中国語学科では、中国の言語・歴史・社会・文化の専門家が一堂に会する環境で、中国語圏をまるごと学んでいきます。教員の出身も日本、中国、韓国などさまざまで、多様な学びを推進しています。

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MESSAGE

中国語学科からのメッセージ

みなさんにとって、今は、どんな時代なのでしょうか。
人によって、答えはさまざまだと思います。ですが、一つ確かなのは、長い人類の歴史のなかで、今ほど、国や地域をこえて人や物が激しく往来し、緊密に結びついた時代はなかった、ということです。
このような結びつきは、アジアにおいても強まっています。中でも13億の人口を抱える中国の動向は日本にとっても世界にとっても重要であり、日本と中国との間の交流は、かつてないほど緊密になっています。実際、みなさんの身の回りにも、色々な中国製品が溢れていると思います。また、日常生活のなかで中国語や中国の文化に触れることが多くなった、と実感している人も多いかもしれません。このことは、人や物の結びつきと、ことばや文化、価値観などの多様化が、同時に進むことを示しています。
一方、中国語学科には、日本だけでなく、中国、韓国、中南米諸国など、多様な出身背景をもつ教員や学生が多く在籍しています。いわば小さな多文化世界のなかで、各自がさまざまな視点を持ちながら、中国語や中国に関わる諸事情を学習する環境となっているのです。
中国語学科をこれから目指すみなさんには、こうした日常の多文化体験と、幅広い海外プログラムなどを組み合わせながら、日々の学習を着実にこなし、異文化と向き合う際に不可欠となる「問題発見・課題解決」の能力を、実践的に身につけてもらいたいと思っています。こうした能力は、結びつきと多様化が同時にすすむ、現在の複雑な時代を生き抜くうえで、非常に大切なものだと考えられるからです。
何を、どう学ぶか。それ次第で、みなさんにとって、未来は、どんな時代にもなり得るでしょう。