2つの選べるプログラム 2つの選べるプログラム

2020年4⽉、新プログラムスタート

 2020年4月、英語英文学科は 、従来のカリキュラムを発展的に改編した「IESプログラム」と、新しい、英語で学ぶ「GEC プログラム」という、2つのプログラム体制に移行し、カリキュラムを大幅にリニューアルしました。

 IESプログラム(定員160名)とGECプログラム(定員40名)で学ぶ英語英文学科生は、基本的に自分の所属するプログラムのカリキュラムに従って4年間さまざまな科目を履修しますが、IESとGECはお互いに他方のプログラム生にも多くの授業を開放しています。その様子が一目でわかる一覧表を下に掲載しました。ぜひご覧ください。

言語としての英語と英語圏文化、文学、コミュニケーションを総合的に学ぶ プログラム

IES (Integrated English Studies)は従来の英語英文学科で備えていた「英語学・英語教育」「英語圏文学」「英語圏文化」の3つの学修分野を再編し、より柔軟なカリキュラムとして生まれ変わったプログラムです。言語としての英語と英語圏文化、文学、コミュニケーションの統合的学修(integrated studies)を通して、異文化を理解するとともに、人間の多様性と普遍性について考えます。
3年次からは、「言語コミュニケーション・英語教育コース」と「英語圏文学・文化コース」の2つのコースから1つを選択し、各自の研究テーマに沿って学びます。研究テーマとの関連や興味に応じて、所属コース以外の科目も履修が可能です。希望者には半年〜1年間の派遣交換留学の機会も用意され、学部共通科目として、中国語圏やスペイン語圏の文化についても学ぶことができます。
英語教員になりたい、英語力を生かして活躍したいなど、明確な目的意識を持ち続け、語学習得を主とする演習科目と、言語・文学・文化の研究を主軸とする講義科目の両方に意欲的に取り組もうとする学生を求めています。

特⾊

  • 1年次から4年次まで、専任教員の担当するセミナークラスで学べる。
  • ネイティブスピーカーによる少人数教育を通して、実践的な英語力を身につけられる。
  • 言語コミュニケーション、英語教育、英語圏文学、英語圏文化などの幅広い専門分野の中から、自分に適した分野を選択して学べる。
  • SEA1・SEA2など、事前授業+教員引率による短期留学プログラムで、海外初体験の学生でも安心して英語圏に留学できる。
  • 英語教員養成の専門家による「英語教員養成特修科目群」の学修により、プロの英語教員になれる。

2つのコース

言語コミュニケーション・英語教育コース

ことばとコミュニケーションの仕組みについて、理論と実践の両面から深く学び、ことばの面から人間や社会、文化について考察します。
また、「プロの英語教員」を養成する理論と実践を融合した授業を4年間を通じて系統的に配置し、中学・高校での豊富な教育経験を持ち、研究を生かして全国の教員研修の指導で活躍する専任教員による「英語教員養成特修ゼミ」を複数開講しています。

こんな⼈にオススメ
  • 言葉の仕組みや、言葉を使ったコミュニケーションの仕組みに興味がある。
  • 英語をより深く理解し、将来翻訳や通訳などの分野で活躍したい。
  • 将来各種教育機関で英語教員として働きたい。
英語教育コースについて
詳しくはこちら

英語圏文学・文化コース

英語で書かれた詩や小説、おとぎ話・民話、児童文学、演劇、批評、エッセイなど、英語圏の文学の分析・研究を通して、言語、人間、社会、歴史などへの理解と洞察を深めます。
また、英語圏の地域研究やマイノリティ研究、異文化コミュニケーションなどについて学ぶことで、同地域の社会的事象について多角的に考察する能力や、異文化理解に必要な知識と技能を身につけます。

こんな⼈にオススメ
  • 英語だけでなく、英語圏に暮らす人々の生活様式や文化、歴史についても深く学びたい。
  • 英語で書かれた文学作品や、文化、思想、歴史、社会に関する文献を通して、英語圏に暮らす多様な人々のものの見方や考え方に触れたい。
  • 異文化理解に関する知識や素養を生かし、将来グローバル社会の第一線で活躍したい。

英語を通して世界の多様な⼈々の考え⽅、⽂化、社会を学ぶ プログラム

英語英文学科に新たに開設される GEC は、世界の共通語として機能している「英語」を通して、多様な人々の考え方、文化、社会について学ぶプログラムです。「ことばを通したコミュニケーション」を学びの軸に置き、4年間を通じて、英語ですべての授業が行われます。語学としての英語を学ぶだけではなく、英語で自らの考えを発信し、多様な文化背景を持つ人々と協働して課題解決の方策を考える実践力を鍛えます。
卒業後には、磨き上げた英語力やコミュニケーション能力、異文化理解力を発揮して、文化交流や文化振興、環境保護、教育などに関わる国際協力機関、観光・旅行業界、多文化共生に関わる行政、一般企業の海外事業部といった道が開かれます。

特⾊

  • 専攻科目の授業がすべて英語で行われる
  • 2年次前期に全員が必ず海外留学をする
  • 4年間を通じてプロジェクト型授業に取り組み、成果を発信する

GECの教員紹介とリサーチテーマの概要

I believe learning academic subjects in English will open up many new opportunities for you. I want to help you improve your English communication skills so you can take up these opportunities. Always feel free to ask for support from me.
―John Bankier, PhD

Global Culture
 

世界各地の多様な人々の文化が地理的制約を脱し、お互いに影響し合い、より広範囲に影響力を広げる文化もあれば、他文化の影響により固有の伝統が失われつつある場合もあります。このような世界の様々な文化間の複雑な関係を、歴史を踏まえて、言語・文化、社会、政治などの各側面から考察し、現在そして将来の世界の文化や社会について考察します。

I teach courses in English on international relations and the evolution of social, economic and political life in many parts of the world. This knowledge can help students understand how we got to our current time—and what might come next! I am excited to meet you!
ーCorey Wallace, PhD

Global Communication
 

地理的な隔たり、社会的な差異がある中でも異文化間交流を行い、世界規模のメディアやマーケティングにおいてグローバルな文脈で大量の情報が行き交う世の中に私たちは生きています。グローバルなコミュニケーションとはどのようなシステムなのか、そして私たちは自分の言語や文化、価値観を超越してグローバルな文脈でどのように情報交換をしているのか、理論と実践の両面からアプローチします。

I believe the best way to learn a language is to learn through the language. In Global Communication, we explore different topics in global media and culture using authentic English materials. Join me for an interactive learning experience and expand your communication potential in English.
ーSonya Chik, PhD

World Literature
 

社会のグローバル化が進むなか、文学作品も言語や文化の固有性を超えて世界で広く流通し、世界文学の新たな地図が描かれつつあります。世界の様々な地域で生み出された文学作品を英語で学ぶことを通して、そこに反映された文化や社会のあり方、異文化間の翻訳の可能性と制約、政治と経済と文化の相関関係、世界規模で進む環境破壊などのテーマについて考察します。

I teach courses in Postcolonial and World Literatures. In addition to conveying subject knowledge, my courses encourage students to read carefully, think critically, and care deeply about the increasingly globalised world that we live in.
-Waiyee Loh, PhD

学修イメージ

GECの⼊試
入学前
2年次に必修の海外留学を控えているため、GEC を希望する場合は、入試段階からGEC に出願する必要があります。 GEC で実施する入試方式は、次の通り予定しています。
給費生試験/一般入試(前期)A方式/指定校推薦/公募制推薦(プレゼンテーション課題入試)
入試情報
課題の明確化
1年次
留学に向けて、英語力の向上と留学先で取り組む課題の設定をします。
海外留学(必修)
2年次
[前期]
英語研修と課題プロジェクト アメリカ、カナダ、オーストラリア、マレーシアのいずれかの大学へ全員が留学します。
Advanced Seminars
2年次
[後期]
3年次
成果の発展 Global Culture、World Literature、Global Communicationの3つのフィールドから1つを選び、課題研究を進めます。
海外留学終了後、さらに半年~1年間、協定校への派遣交換留学も可能(4年間のうち最長1年半の留学を経て卒業することができます)。
Graduation Project
4年次
成果の発信 Advanced Seminarで取り組んできた研究の成果を、映像、Web、雑誌などを制作して、英語で世界に向けて発信します。